たいわんこまつなぎ (台湾駒繋)

学名  Indigofera tinctoria
日本名  タイワンコマツナギ
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  シマコマツナギ、インドアイ(印度藍)、キアイ(木藍)、ナンバンアイ(南蛮藍)、マメアイ(豆藍)
漢名  木藍(ボクラン,mùlán)
科名(漢名)  豆(トウ,dòu)科
  漢語別名  野槐樹(ヤカイジュ,yĕhuáishù)、槐藍(カイラン,huáilán)、槐靑、野靑靛、野藍枝子、馬棘、馬藍、大靑葉、小靑、藍靛(ランテン,lándiàn)、印度藍、
英名  Indigo
2011/08/28 富山県中央植物園

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 コマツナギ属 Indigofera(木藍 mùlán 属)については、コマツナギ属を見よ。
 源順『倭名類聚抄』(ca.934)木藍に「和名都波岐阿井」と。これは本種とは別物か。
 属名 Indigofera は「indigo(藍色)を持つ、生じる」。
 indigo は、ギリシア語の indikon「インドの」に起源し、ラテン語の indicum を経て、直接にはポルトガル語の indigo から、英語に取入れられた言葉。
 ヨーロッパには藍色はインドから入ったので、藍色をインディゴという。
 種小名 tinctoria は、「染料の」。
 正確な原産地は不明という。広くアジアの熱帯・亜熱帯で栽培。
 琉球・臺灣・山東・江蘇・福建・兩廣・四川・雲南などに帰化。
 ヨーロッパにはインドから入り、ローマ時代以来 藍色インジゴ indigo(靛藍, テンラン, diànlán)染料として有名。
 中国では、葉或は全株を薬用にする。『全國中草藥匯編 上』p.178
 また、アイの誌を見よ。 

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