たいわんこまつなぎ (台湾駒繋)
学名 |
Indigofera tinctoria |
日本名 |
タイワンコマツナギ |
科名(日本名) |
マメ科 |
日本語別名 |
シマコマツナギ、インドアイ(印度藍)、キアイ(木藍)、ナンバンアイ(南蛮藍)、マメアイ(豆藍) |
漢名 |
木藍(ボクラン,mùlán) |
科名(漢名) |
豆(トウ,dòu)科 |
漢語別名 |
野槐樹(ヤカイジュ,yĕhuáishù)、槐藍(カイラン,huáilán)、槐靑、野靑靛、野藍枝子、馬棘、馬藍、大靑葉、小靑、藍靛(ランテン,lándiàn)、印度藍、 |
英名 |
Indigo |
辨 |
コマツナギ属 Indigofera(木藍 mùlán 属)については、コマツナギ属を見よ。 |
訓 |
源順『倭名類聚抄』(ca.934)木藍に「和名都波岐阿井」と。これは本種とは別物か。 |
属名 Indigofera は「indigo(藍色)を持つ、生じる」。
indigo は、ギリシア語の indikon「インドの」に起源し、ラテン語の indicum を経て、直接にはポルトガル語の indigo
から、英語に取入れられた言葉。
ヨーロッパには藍色はインドから入ったので、藍色をインディゴという。 |
種小名 tinctoria は、「染料の」。 |
説 |
正確な原産地は不明という。広くアジアの熱帯・亜熱帯で栽培。
琉球・臺灣・山東・江蘇・福建・兩廣・四川・雲南などに帰化。 |
誌 |
ヨーロッパにはインドから入り、ローマ時代以来 藍色インジゴ indigo(靛藍, テンラン, diànlán)染料として有名。
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中国では、葉或は全株を薬用にする。『全國中草藥匯編 上』p.178
また、アイの誌を見よ。 |
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